プログラマしてて学んだ気遣い

気遣いシリーズその２

・進捗報告はこまめにね（はぁと

昔プログラマをしていたのだ。30年近く前の話なのだが
詳細はちょっと問題があるかと思うので、概要を。
あるグラフを普段は一部表示にしていたのだ
ある日お客様の要望で全部一気に見たいということになった

ところがである。その当時のパソコンというのは今にくらべたらもうね、貧弱で
メモリに一気に全データなんて展開できないから
ハードディスクにファイルとして展開することになったのだ
そしたらその処理が遅い、遅すぎると部長から言われてしまった

そこで何かの本で丁度読んだのだが（テレビかもしれない）
何も表示されずに待つ10秒よりは
進捗バーを表示して15秒かかったほうがユーザーは安心するといった、ある実験結果だった

なら、処理はこれ以上早くできないので、進捗バーだして「ごまかしましょう」（ぉ
と、提案したら通って、その全データ一覧機能が実装された

先日のことである。MasterofEpicで抵抗スキルを上げることになった
定番の拝火教メリーゴーランドなのだが
自分が上げる側、フレンドに回復を手伝ってもらって
何も言わずにそのまま回っている、フレにとってはいつになるかわからんてつまらないので
ちょくちょく上がった分の数値をチャットで報告していた。

今日のことである。
フレンドが取引スキルを上げたいとなった
オープンセラーで一個ずつノアダストを買うお手伝いをしたのだが
そのフレも上がった分をちょくちょく報告してくれたので
退屈な作業も気持ちよくできた

そのフレンドが先日のことで気がついてやってくれたのか
もともと気遣いの人なのかはよくわからないのだが

・やはり何も情報がないまま何かされるより、進捗報告があったほうが気持ち的に楽である
と

そういう意味では昨今いろいろなソフトを見かけるが
起動時、何かの処理で待たせるときに
ぐるぐる回るアイコンやバーよりも
％表示される進捗バーの方がおれは好きだな。